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名付け親
2005年 07月 08日
昨日の七夕話を書いていたら何となく思い出したので書いてみる 何時ごろの話だろう、ちょうど大学四年の夏だったか、そんな時分 母から僕たち兄弟には名付け親がいるという話を聞いた。 両親は僕たちが生まれる前に関東から九州は、大分の田舎に引っ越したのですが、 その当時とてもお世話になった不動産屋のおじいさんがいた。 そういった経緯もあってちょうど子供が生まれた時に名付け親になってもらったそうだ 大分で生まれた子だからと、その土地にちなんだ名前がつけられたらしい。 そのおじいさんの事は僕も良く知っていて、とても優しくて、しかも 事務所の隣に小さなゲームセンターみたいなものもやっていて 時々遊ばせてくれた。まだ小さかった僕たちにとってそこは本当に 楽しい場所だった。生まれた時には、僕たちの祖父は二人とも無くなっていたので 本当のおじいさんのような気分だったのかもしれない。 20年以上前の話なので、そのおじいさんの顔も名前も覚えてないけれど 良くしてもらったという心のふれあいや温かさは今でも良く覚えていて 今でもいい思い出だったりする。 子供の頃は変な名前だと思って好きではなかったけど、 歳をとるたびにあまり居ない名前なので段々好きになってきたし、 さらに、自分の親ではなく別の人が つけてくれたというのはまた一段と違う愛着がある。 名前をくれた人の為にも、自分の名前に恥じないような 人間に育たなければいけないとそんな心持になったりするのだ。 その話をしていた時か、その後だったか夏のお盆時期だったので おじいさんの仏前に母とお参りにいくことになった。 おじいさんの娘さん(と言っても当然うちの母くらいの年齢) が出迎えて下さってなんとなく嬉しかった。 そこで、おじいさんのお孫さんが武蔵野美術大学を卒業して、 今は僕の後輩が何名か在席する 横浜の某ゲーム会社に居ると言う話を聞いた。 なんとも不思議な縁もあるものだと思った。 もし、どこかでお会いする機会があったら、おじいさんに良くしてもらったことに お礼を言いたい。 こういう風に、自分を見守ってくれていた人達のことを考えると 僕は本当に色々な人に支えられてここまで来たのだなぁと 改めて思い、そういう気持ちをきちんと感謝として表現していく必要があると 強く感じてしまう。忙しい生活の中で色々なことに対する 不満や憤りでこういう事を忘れてしまう事も多いし、 ご恩返し出来ないまま、疎遠になってしまった人やもう何年も会ってない友人も 居るけど、家族や友人や、僕を支えてくれる全ての方々に この場をお借りして感謝と敬愛の念を示したいと思う。
by wednesday9
| 2005-07-08 15:03
| 雑談
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